就職氷河期世代のための就職支援サービス

就職氷河期世代とは・・・
概ね現在の30代半ばから40代後半。
バブル崩壊後の1990年代半ばから2000年代半ばに社会人となった世代。
求人倍率が著しく低下した時代に就職活動を強いられ、非正規雇用やフリーター、希望の企業に就職ができず離転職を繰り返してしまう方などが急増した。
就職氷河期世代への支援が活発になっています
労働人口の減少や企業の人で不足への対策として、今、国や地方自治体では就職氷河期世代を対象とした就職支援、企業の採用支援が活発化しています。神戸市でも2020年より「就職氷河期世代支援事業」を実施し、多くの求職者の皆さまの正規雇用に向けた活動をサポートしています。
就職氷河期世代の評価、ニーズが高まっています
これらの国や地域の支援を活用して正規雇用として就職・再就職する就職氷河期世代の方が非常に増えています。採用した企業から高い評価を受けるケースも多く、就職氷河期世代のへの評価が高まっています。
厳しい雇用条件の中で働いてきた強さ、就職に対する意欲の高さ、忍耐強さ。長く非正規として勤めてきた方もその分野における高い専門性や現場経験が認められたり、子育てや介護によりブランクがある方でも子育てや介護の経験がキャリアとして評価されています。
多様な働き方が認められようになってきたことも後押しして、こうしたポジティブな特徴を持つ就職氷河期世代の方が活躍の場を広げ、また企業の中でも就職氷河期世代の採用ニーズが高まり、様々な業界、職種で就職氷河期を対象とした求人が増えています。これらの多くが職歴や資格ではなく、人柄や働くことへのモチベーションを求めています。
就職氷河期世代が就職・再就職をするために
世代に限らず就職、転職、再就職を実現するにはしっかりとした準備が必要です。特に「自分を理解すること」「自信をもつこと」「自分が目指す職業について知ること」。就職氷河期世代を対象とした求人は増えていますので、その中から自分の人柄やスキルが生かせる環境、モチベーションを持つことができる業務を選択することが大切です。
自分にマッチした仕事を選ぶための画期的な制度
自分にマッチした仕事や職場環境は求人票や企業のホームページだけでは分からないことがあります。いろいろ調べてみても、実際に入社するとイメージと違ったためすぐに離職してしまったというケースもあります。
そこで神戸市では気軽に会社の見学や仕事の体験をしてもらい、求職者と企業の相互理解をはかるための取組み「おためし職場体験・見学プログラム」を実施しています。このプログラムは「就職氷河期世代支援事業」の一環として実施しており、就職氷河期世代を採用した企業には採用・育成にかかるコストの一部を市が補助する制度を設けているので、企業も積極的に就職氷河期世代を募集しています。
●プログラム概要
https://sites.google.com/view/kobe-otameshi/program/info
●現在募集している求人
https://sites.google.com/view/kobe-otameshi/program/info/job?authuser=0
実際に足を運んで、職場の環境や雰囲気、具体的な業務内容を自分の目で確かめることは、求人票よりもはるかに多くのことを知ることができ、自分にマッチした仕事を見つける助けになります。職場体験・見学は何度でも参加できるので、気になる企業には積極的に参加するのがおススメです。